【男性機能改善】高麗人参は強精に効く!成分や効果を解説【サポニンの力】

【男性機能改善】高麗人参は強精に効く!成分や効果を解説【サポニンの力】

男性機能の低下を感じたら、まず何を試したらよいのでしょうか。
強精剤や滋養強壮剤は世の中に多数出回っていて、どれを選んだらよいのか迷うと思います。
高麗人参は、その1つとしておすすめできます。

高麗人参の存在を知らない人はいないと思いますが、しかし、有名すぎてかえって、試すのに二の足を踏んでいる方もいるのではないでしょうか。
ただ、高麗人参の歴史と実績を考えると、性的な悩みを抱えている男性がこれを試さない手はありません。

そして、高麗人参が男性機能を改善するメカニズムもわかってきました。
この記事では、高麗人参の基礎知識をじっくり紹介したうえで、エビデンス(科学的根拠)を示しながら高麗人参のパワーの秘密を解き明かしていきます。

そもそも高麗人参とは

高麗人参は、朝鮮人参やオタネニンジンと呼ばれることもありますが、いずれも同じ植物を指しています。
「にんじん」という名称ですが、スーパーパーケットの野菜売り場に置いてあるオレンジ色のニンジンはセリ科ニンジン属の植物で、高麗人参はウコギ科です。ニンジンと高麗人参はまったくの別物です。
ウコギ科の植物には、ウドやタラノキやタカノツメなどがあります。

根が重要

高麗人参は育てはじめて3年目から花が咲きます。葉は1年に1枚ずつ増えていきます。そのため、高麗人参の年齢はすぐにわかります。
しかし、高麗人参と聞いて、花や葉をイメージする人は少ないでしょう。高麗人参といえば、太い根っこを思い浮かべるはずです。

高麗人参の根は、部分ごとに名前が付けられています。幹との接点である、根の頭部は「脳頭」といい、最も太くなっています。その下に「胴体」があり、これが高麗人参のメーンのパーツになります。その下に「足」があり、これは枝のようにわかれています。最後が先端部分の「尾」で、足から細い糸のようにたくさん生えています。

高麗人参が根っこの状態で販売されるのは、有効成分のサポニン(ジンセノサイド)が多く含まれているからです。

高麗人参に関する「逸話」と「史実」からわかること

高麗人参の原産地は「韓国」という説と、「韓国と中国」という説があります。
高麗人参の健康食品として歴史は、ゆうに2,000年を超えます。栽培法が確立されていなかった時代はとても希少で、王族や貴族しか高麗人参を手に入れることができませんでした。

一説には、中国で最初の統一王朝を築いた始皇帝や、世界3大美人の楊貴妃が愛用していたといわれています。また、ヨーロッパにも渡って、フランスの思想家ルソーや、ロシアの文豪ゴーリキーも、高麗人参を試したという説があります。
日本では徳川家康が高麗人参を食べていたとされています。

しかし、今回調査した範囲では、始皇帝、楊貴妃、ルソー、ゴーリキー、家康たちが高麗人参を食したという確かな証拠はみつかりませんでした。インターネットには、これらの人物を含め数多くの大物が高麗人参を健康目的で使っていたという情報がありましたが、いずれもエビデンス(科学的根拠)は示されていません。

今回の高麗人参調査で最も古いエビデンスは、8代将軍の徳川吉宗が高麗人参の栽培を奨励して国内生産が実現したというものでした。1748年(寛延元年)に、博物家の田村藍水が書いた「人参耕作記」には、1737年(元文2年)に幕府から高麗人参(朝鮮人参)の実を与えられた田村が、種をまいてから5年目に果実がなったと記載されています。
このエビデンスは、国立国会図書館が紹介しているので「間違いのない史実」といえそうです。

吉宗は、大量の薬物や砂糖が日本に輸入されるようになり、その代金が膨らんで幕府の財政を圧迫するようになったので、高麗人参をはじめ、高価な食材を国内で自給するようにしました。これを「物産政策」といいます。
そして現在では、長野県で「信州人参」として、島根県で「雲州人参」として高麗人参が栽培されています。

ここで高麗人参に関する「逸話」と「史実」を紹介したのは、この貴重な植物がその実力以上に評価されていることがあるからです。
健康食材であり滋養強壮成分でもある高麗人参に2,000年の歴史があるのは事実ですが、高麗人参を食べただけで急に絶倫になったり急にED(勃起不全症)がすっきり治ったりすることまで期待しないほうがよいでしょう。

高麗人参を試す価値

それでもなお、男性機能が低下している人は、高麗人参を試す価値があるといえます。
なぜなら、健康食品としての高麗人参は、明らかに事実であると認定されている期間だけでも280年以上(=2020年-1737年)もの歴史があるからです。
健康食材や滋養強壮成分として、これだけの実績があるものはなかなか存在しません。
そして高麗人参にはサポニンという、男性機能にプラスに働くことが期待できる成分が含まれているからです。

高麗人参のどの成分が強精に効くのか

高麗人参が健康食品と滋養強壮成分としてここまで重用されるのは、含まれている成分が優れているからです。
男性機能の低下に悩む世界中の男性が注目しているその成分は、サポニンの一種、ジンセノサイドです。
サポニンとジンセノサイドの紹介は、この記事のメーンになるので、次の章でじっくり紹介します。
本章では、高麗人参に含まれるサポニン・ジンセノサイド以外の成分とその効果を紹介します。

サポニン以外の優れた成分

高麗人参は種類や生産地が多岐にわたるので、すべての高麗人参が同じ成分を持つわけではありません。ただ、例えばある高麗人参には、サポニン以外に次の成分が含まれています。

  • フラボノイド
  • ビタミンB
  • アミノ酸
  • マグネシウム
  • 食物繊維

フラボノイドは植物の葉や茎などに多く含まれる植物色素です。植物は常に、紫外線にさらされ害虫の攻撃を受けます。それで体内に、抗酸化作用、抗菌作用、殺菌作用があるフラボノイドを持ちます。
フラボノイドを人が摂取すると、花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー性炎症を抑える効果が期待できます。また、抗酸化作用は、人も期待できます。抗酸化作用とは老化の原因となる酸化を抑える働きのことです。

ビタミンBは人の体内で、補酵素という役割を担っています。補酵素によって代謝が円滑に進みます。人が生きるのに必要な3大栄養素は、糖質、脂質、タンパク質ですが、これだけ摂取しても代謝は進みません。人の体はビタミンBの補酵素の作用を受けて、3大栄養素を生存に必要な化学変化とエネルギー変換に使うことができます。

アミノ酸はタンパク質の材料になります。人の臓器・器官・組織は、タンパク質でできているのでアミノ酸を摂取することは健康の第1歩といえます。

マグネシウムは必須ミネラルの1つで、

  1. 骨の成長に関わる
  2. エネルギーをつくる作用を助ける
  3. 筋肉の動きを調節する
  4. 神経の働きを調節する

という4つの重要な役割があります。

食物繊維は、人の体内で消化も吸収もされないのに、健康に寄与する珍しい物質です。食物繊維は便秘予防や整腸効果、血糖値上昇の抑制、血中コレステロールの低下といった重要な役割を担っています。

サポニン以外の成分だけでも、高麗人参の健康パワーは魅力的です。

サポニンはどのように男性機能を改善するのか~科学的根拠を示しながら解説

それではサポニンとジンセノサイドについて、解説していきます。
高麗人参に含まれるこの成分は、どのように男性機能の改善に関わってくるのでしょうか。

特別なサポニンのことをジンセノサイドと呼ぶ

サポニンとは、マメ科の植物に含まれる苦み成分の総称で、高麗人参以外にも、コーヒー豆や茶葉、大豆、オリーブなどに含まれています。
サポニンのサポは、シャボン玉の語源のサボンと同じです。サポ(サボン)は泡立つという意味で、サポニンは水に混ぜると泡立つ性質があります。

ジンセノサイドはサポニンの一種で、高麗人参には、ジンセノサイドRb1やジンセノサイドReといった、種類の異なるジンセノサイドが含まれています。なかには、約30種類のジンセノサイドを含む高麗人参もあります。

この記事で30種類すべてを解説することができないので、多種多様のジンセノサイドを次の2つにわけて解説します。

  • プロトパナキントリオール系サポニンに属すジンセノサイド(以下、PT系サポニン)
  • プロトパナキンジオール系サポニンに属すジンセノサイド(以下、PD系サポニン

PT系とPD系の2つのサポニンを持っているから「すごい」

先ほど、コーヒー豆や茶葉にもサポニンが含まれると紹介しましたが、コーヒーや茶には高麗人参ほどの強精効果はありません。
高麗人参が強精効果を持つのは、PT系サポニンとPD系サポニンの両方を、しかも豊富に含んでいるからです。

PT系サポニンは、人が活発に活動するときに働く交感神経を刺激します。そのため、高麗人参を摂取すると、「体の動きがスムーズになる」「活力がみなぎる」「目覚めがすっきりする」といった感覚を得られる場合があります。

一方PD系サポニンは、人がリラックスするときに優位になる副交感神経をサポートします。そのため、高麗人参を摂取すると、「くつろいだ気分」「ゆったり休める」「気持ちが落ち着く」という感覚を得られることがあります。

健康な人は、昼間、活動的になるべきときに力がみなぎり、夜になって眠る準備を始めるとリラックスできます。これは交感神経が優位な時間と、副交感神経が優位な時間がきちんとわかれているからです。さらに、交感神経と副交感神経の両方が、しっかり役割を果たしているからです。

高麗人参にはPT系サポニンとPD系サポニンの両方が含まれているので、交感神経と副交感神経の交代がスムーズになり、さらにこの2つの神経をしっかり働かせることもできます。

交感神経と副交感神経を合わせて自律神経と呼びます。サポニンが自律神経を助けるメカニズムも解明されています。
サポニンは受容体と結合して、カテコールアミンという分泌を抑えるようになります。カテコールアミンは神経伝達物質の総称で、これが過剰に分泌されると、頭痛、動悸、発汗を引き起こし、さらに進むと重度の高血圧に陥ることがあります。また、カテコールアミンは精神にも悪影響を及ぼし、異常に興奮したりパニックを引き起こしたりします。

では、サポニンが神経の働きを調整することと男性機能には、どのような関係があるのでしょうか。

勃起は神経が起している

高麗人参が男性機能の回復に寄与するのは、勃起が神経の働きによって起きているからです。
脳が、視覚や触覚、想像、聴覚などによって性的刺激を受けると、勃起中枢という器官が興奮します。これが性欲が湧いた状態です。
性欲が現れると、副交感神経によって陰茎の動脈と平滑筋が弛緩します(緩みます)。すると陰茎内の海綿体に大量の血液が流入するとともに、海綿体の圧力が高まることで静脈が閉鎖されます。静脈が閉鎖されることで海綿体内の血液は逃げ場を失うので、陰茎が固くなり勃起が完成します。

射精したり、性的興奮がやんだりすると、今度は交感神経が優位になり、弛緩していた陰茎の動脈と平滑筋が収縮して、血液の流入量が通常の量に戻ります。さらに、陰茎の静脈が緩むので、海綿体内の血液が陰茎の外に出ます。これにより勃起がおさまります。

このように神経は、勃起においてとても重要な働きをしています。
しかし健康な男性は、ほとんど神経の役割を自覚することはないでしょう。それは、性的興奮と同時に勃起が完成しているように感じるからです。それで「性的興奮が勃起を起している」と感じてしまいます。

しかし、EDの人は、いくら性的興奮を覚えても勃起しません。このとき、性的興奮と勃起を「結ぶもの」が「働いていない」ことを意識することができます。そうです、神経が働かないから、性的興奮があっても勃起しないのです。

高麗人参のサポニンは、交感神経も副交感神経も両方ともサポートするので、勃起をアシストすることもできるわけです。

高麗人参はどのように摂取するのか

高麗人参の摂取方法について紹介します。
高麗人参の根を丸々購入することもできます。価格は「天井知らず」ですが、50g、1,500円ほどの高麗人参もあります。丸々の高麗人参は、果実酒のように焼酎につけて1、2カ月ねかせて飲みます。
また、高麗人参の根を乾燥させて、すりつぶして粉末にして、お茶のように飲むこともできます。粉末になった高麗人参も販売されています。

もっと手軽に摂取する方法は、サプリメントです。サプリなら1カ月分を数千円で買うことができます。

まとめ~興味を持ったら試してみてください

高麗人参は歴史と実績に裏付けられた、強精成分です。2,000年に渡って悩める男性たちを救ってきました。
「いきなり高麗人参を試すのはちょっと」と躊躇する必要はありません。自信がなくなってきたら、まずはドラッグストアの棚に並んでいる「高麗人参」と書かれたサプリメントを手に取ってみてください。
サプリでよい感触が得られたら、有効成分がより多く含まれる高麗人参製品にステップアップしてみてはいかがでしょうか。
滋養強壮剤は、体調を改善させて男性機能を高めるようにつくられていて、それは高麗人参の成分を配合したサプリや薬剤も同様です。EDは病気の一種なので、高麗人参で治そうとすることは理にかなっています。

 

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