シトルリンやアルギニンで男のアレが増大!?その真偽は!?

シトルリンやアルギニンで男のアレが増大!?その真偽は!?

シトルリンとアルギニンという言葉を聞いて「男のアレが増大するアレでしょ」と思った方は、注意してください。

男のアレを「性機能」ととらえているのであれば、それは正しい理解です。この2つの成分には、男性らしさの増強を期待することができます。

ただし男のアレを「ペニス」と思っている場合、シトルリンもアルギニンも期待外れに終わるでしょう。シトルリンとアルギニンを大量に摂取しても、成人のペニスは大きくなりません。

この記事ではシトルリンとアルギニンに関する正しい知識と、そのセックス効果について、詳しく紹介します。

成人のペニスを大きくすることはほぼ不可能

これはシトルリンとアルギニンに限ったことではありませんが、サプリや薬などで、成人のペニスを大きくすることはほぼ不可能です。

成人のペニスの大きさは遺伝と男性ホルモンで決まる

子供のペニスは、成長とともに大きくなります。しかし成人のペニスは、つまり成長しきったペニスは、それ以上大きくなることはないでしょう。
なぜなら、ペニスの大きさは、遺伝と男性ホルモンの量によって決まるからです。
そして成人になったら、男性ホルモンを補充してもペニスが大きくなることはありません。

なぜ「シトルリンとアルギニンはペニスを増大させる」という説が生まれたのか

火のない所に煙は立たぬ、といいます。そのため「シトルリンとアルギニンはペニスを増大させる」という説が流布しているということは、何かしらの根拠があるからではないか――と考えたくなる人もいるでしょう。

しかし、それでも結論は変わることはなく、シトルリンとアルギニンが、成人のペニスを長くしたり太くしたりすることはありません。

ではなぜ「煙」が立ったのでしょうか。

恐らく、「男性の機能を向上させる」という説明が、「男性の機能で最も重要なのはペニスの強さなので、向上するのはペニスの大きさのはずだ」と曲解されたのではないでしょうか。

そして、シトルリンとアルギニンが男性の機能に影響を与えるのは、化学的生理学的に説明がつきます。
その性質には、「ペニスが大きくなりそう」と誤解させる要素があります。この点は、後段であらためて解説します。

どのような心づもりをしておけばよいのか

ペニス増大に関与しないからといって、シトルリンとアルギニンに失望する必要はありません。
性的な効果を得たい男性は、どのような気持ちでシトルリンとアルギニンに向き合ったらよいのでしょうか。

まずは「ペニス信奉」を捨てましょう。
そもそもセックスにおいてペニスの大きさはそれほど重大ではないからです。

NHK教育テレビの「教えて!性の神さま」という番組が、ペニスの大きさを扱ったことがあります。
このときゲストの女性アイドルが次のように回答しています。

”これ、気持ちの問題だと思います。私的には、大きかろうが小さかろうが、自分が相手をどれくらい好きかと、相手からのそのときの愛によります。”

とても勇気が要るコメントであり、非常に重要な指摘です。
ペニスの大きさより気持ちの大きさのほうが、セックスでは重要なのです。

そしてセックスでは、精力の強さも重要です。例えば、いくらペニスの大きさに恵まれていても、勃起しなければ性交は失敗してしまいます。
そもそも気持ちが盛り上がっていないと、セックスをする気持ちにならないでしょう。

自信を失ってしまった人や、今の男性パワーを維持したい人は、サプリなどの力を借りることは有効です。
借りる力としてシトルリンとアルギニンを検討することは、おすすめできます。

シトルリンとは

シトルリンとは
シトルリンを化学的生理学的に解説します。

シトルリンはアミノ酸の1種で、人の体内にも存在します。一般的なスイカにも含まれるのですが、南アフリカの砂漠に生える乾燥に強い特殊なスイカに多く含まれることがわかり、過酷な環境に耐える力の源になっていると考えられています。

血管を広げる作用

シトルリンの健康作用で注目されるのは、血管を拡張する効果です。
シトルリンは体内でアルギニンに変換するのですが、このとき一酸化窒素をつくります。一酸化窒素が、血管を広げます。

血管が広がると血流がよくなるので、体内の細胞に栄養と酸素が効率よく運ばれるようになり、細胞が出す老廃物を効率よく排出できるようになります。
また、血流がよくなるということは、血流の抵抗が低下していることを意味するので、血圧が低下します。
現代人は、低血圧より、高血圧のほうが問題になることが多いので、シトルリンの血圧を下げる作用は健康にとってとても重要です。

活性酸素から細胞を守る

人の老化を早める要因の1つに活性酸素がありますが、シトルリンには、細胞を活性酸素の攻撃から守る働きがあります。

美肌も期待できる

美肌をつくる要素に潤いがあり、シトルリンは多くの水分を保持できるので、美肌成分と考えることができます。

血流が増えると勃起にはよいが、ペニスを大きくするわけではない

シトルリンの化学的生理学的な性質を知ると、この物質が「ペニスを大きくする成分」と誤解される理由がわかります。
勃起はペニスに血液が溜まって完成するので、ED(勃起不全症)は、血流の悪化でも起こります。
そのため、シトルリンを摂取すると血液の流れがよくなるので、EDの改善が期待できます。

勃起は、興奮によってペニスが大きく硬くなる現象であって、「成人のペニスが成長して大きくなる」現象ではありません。
成人男性が「ペニスを大きくしたい」というとき、「勃起と関係なく大きくしたい」という意味でいっていると思いますが、いくら血流が改善してもペニスそれ自体が大きくなることはありません。

アルギニンとは

アルギニンとは
アルギニンを化学的生理学的に解説します。

アルギニンもアミノ酸の1種で、人の体内でつくる(合成する)こともできますが、不足している人は食材などで補う必要があります。
アルギニンを豊富に含む食材は、鶏肉、大豆、エビ、マグロです。

成長ホルモンに関わる

アルギニンは、人の成長に深く関わります。人が成長するには、栄養や運動のほかに、成長ホルモンの働きが必要になります。
ホルモンとは、体内の臓器や器官や組織を正常に動かす物質のことです。
人の成長は、多くの臓器や器官、組織が適切に働くことで達成できるので、成長ホルモンの調整力が欠かせません。

アルギニンは、成長ホルモンが体内で合成されるのを助けます。
人の成長とは、筋肉や骨が増えたり、身長が伸びたりすることであり、それを支えるのが成長ホルモンであり、それを支えるのがアルギニンである、ということになります。

一酸化窒素の増産に関わる

アルギニンはシトルリンになり、シトルリンはアルギニンになります。両者の化学式はとても似ています。

●シトルリンの化学式:C6H13N3O3
●アルギニンの化学式:C6H14N4O2

シトルリンがアルギニンに変換するとき、一酸化窒素が生み出され血管を広げ、それが健康増進につながることは、先ほど紹介したとおりです。

免疫力が高まる

アルギニンを補充すると、免疫力が高まることがあります。免疫には、細菌やウイルスに抵抗したり、がん細胞を攻撃したりする働きがあります。

エネルギッシュになる

アルギニンは、人のエネルギーにも関わっています。
人の細胞のなかにはTCA回路という仕組みがあり、これがエネルギーを生み出しています。
人のエネルギーは細胞のエネルギーの総和なので、TCA回路が順調に働くほど人はエネルギッシュになります。
アルギニンを含む複数のアミノ酸はこのTCA回路に関わることで、エネルギーづくりに貢献しています。
アルギニンを配合した栄養ドリンクに「疲労回復」や「滋養強壮」をうたう商品があるのは、エネルギーづくりにプラスになるからです。

アルギニンがペニス増大要素と誤解される理由

アルギニンの化学的生理学的な性質がわかると、アルギニンを摂取するとペニスが大きくなると誤解されているのかがわかります。
アルギニンが成長ホルモンの生成に関わる、と聞くと、「アルギニンを飲めばペニスもまだまだ成長する」というイメージが湧きます。
しかもアルギニンはエネルギーを増やすので、性的なパワーを連想させます。

しかし、成長は、栄養と体の機能によって支えられ、必ず成人になると止まります。
成人になると手足や体の成長が止まるように、ペニスの成長も止まります。
手足や体の成長が止まっているのに、ペニスだけ成長することはありません。

シトルリンとアルギニンはどのように男性の性機能を高めるのか

シトルリンとアルギニンの効果
ここからは、シトルリンとアルギニンが、どのように男性の性機能を高めるのか探っていきます。

活力の源「テストステロン」の分泌を促す

男性の性機能に深く関わるホルモンに、テストステロンがあります。
テストステロンは、活性酸素の攻撃を受けやすいという弱点があります。
そのため、シトルリンの抗酸化作用(活性酸素の攻撃から細胞を守る作用)は、テストステロンを守ることにつながります。

シトルリンにはさらに、テストステロンを直接的に増やす作用もあります。
テストステロンには次の効果があることがわかっています。

  • 意欲や気力を高める
  • 性欲や性衝動を強化する
  • 興奮しやすくなる
  • 肥満や生活習慣病を予防する効果が期待できる
  • 筋肉を増やす
  • 骨格を成長させる
  • 思春期の男性器の発育促進

セックスに力を入れたい男性は、テストステロンを維持したくなるでしょう。
それにはシトルリンが必要になります。

勃起によい効果をもたらす

シトルリンとアルギニンが一酸化窒素の生成に関わり、それが血流をよくするのは紹介したとおりです。
勃起にとって血流は重要な要素です。

勃起は、ペニス内の海綿体という組織に大量の血液が流れ込み、それと同時に、海綿体から血液が流出しなくなったときに成立します。
いくら性的興奮を覚えても、血流が悪かったり、血管に異常があったりしたら勃起しません。
シトルリンとアルギニンを体内に必要量蓄積して、一酸化窒素がしっかりつくられるようにしておかなければなりません。

筋トレのパフォーマンスが向上する

シトルリンとアルギニンの血管拡張作用は、筋トレのパフォーマンス向上にも役立ちます。
筋肉の増強は、筋肉を構成する細胞に大量の栄養と酸素を供給することで達成できます。
血管が拡張すれば、大量の血液によって栄養と酸素が筋肉細胞に届くので、筋トレをすれば効率よく筋肉が増えていきます。

筋肉を増やすと、男性は自分に自信が持てるようになります。
また、セックスを数多くこなすには持久力が欠かせず、筋肉の増量は筋持久力の増強につながります。
筋持久力は、筋肉を長時間働かせるために必要な力です。筋持久力に関係する筋肉は、大胸筋、広背筋、大腿四頭筋などの大きな筋肉です。
これらの筋肉を鍛えるとき、シトルリンとアルギニンを一緒に摂取しましょう。

サプリを上手に使おう

サプリでアルギニンとシトルリンを摂取
シトルリンとアルギニンが多く含まれている食材を改めて見てみましょう。

シトルリンが豊富な食材
  • スイカ
  • メロン
  • クコの実
  • キュウリ
  • 冬瓜
  • ニガウリ

 

アルギニンが豊富な食材
  • 鶏肉
  • 大豆
  • エビ
  • マグロ

シトルリンとアルギニンの摂取量を増やすには、これらの食材を食べる必要がありますが、次のような欠点があります。

  • スイカやメロンを大量に食べることは難しい。大量に食べると糖分を摂りすぎることになる。
  • 鶏肉やマグロを多く食べるとコレステロールが心配になる。

シトルリンとアルギニンを多く摂ることは、簡単なことではありません。
アルギニンを多く摂る食事を心がけた結果、悪玉コレステロールが増えてしまっては、元も子もありません。
悪玉コレステロールが増えると、動脈硬化や高血圧などを引き起こし、血流の悪化を招きます。
血流を改善させようとシトルリンとアルギニンを多く摂ったのに、かえって血流が悪化するということが起きかねません。

そこでおすすめしたいのが、サプリメントの利用です。
サプリは、食材などから必要な成分だけを抽出して濃縮したものです。
必要な成分だけ摂って、余計な成分は摂りたくないときに、サプリはとても便利です。

ただ、サプリに頼りすぎることはよくありません。アミノ酸だけでなく、栄養もビタミンもミネラルも、食事で摂るのが理想です。
食事で十分摂れず、「今はセックス力を高めたいから、集中してシトルリンとアルギニンを多く摂りたい」と思ったときに、サプリを使ってみてください。

まとめ~正確な情報を入手してください

「ペニスが大きくないと、よいセックスにならない」と思っていると、シトルリンとアルギニンに魅力を感じられないかもしれません。
シトルリンとアルギニンには、ペニスを増大させる作用がないからです。
しかし、ペニスの大きさと、セックスのよし悪しはまったく関係ありません。
そして、シトルリンとアルギニンには、よいセックスをサポートする効果があります。

シトルリンやアルギニンは、誇張された情報や嘘情報が多く存在してしまいます。正しい情報だけを集めて有効成分を有効活用するようにしてください。

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